【2019年】初心者フルマラソン講習会レポート【第四回】
レース本番まで出来ることをしていこう。そして、プレッシャーを楽しもう。
10月から始まった講習会も今回で第4回、最終回となりました。
最終回は、木津川マラソンコース20kmの試走会を行いました。天候は薄曇り、この時期の木津川にしては珍しく風がほとんどなく、試走会日和でした。
午後からの交流会では、レース本番までに大切なことを佐田先生よりお話頂きました。
試走会には34名、交流会には30名の講習生がご参加されました。
≪試走会≫
レース本番を想定して、キロ5分半・6分・6分半・7分・8分のチームに分かれて、20kmを試走しました。ペースはこれまでの講習会で行った5㎞ペース走や、各自の目標タイムに合わせて設定しました。
試走コースは山城大橋から八幡方面、フルマラソンでは後半のパートにあたります。途中、流れ橋でエイドを設け、飲み物や食べ物を補給しながら走りました。10㎞で折り返し、来た道を戻ります。他チームとすれ違う際には、声を掛け合い、ハイタッチ。みんなで励まし合う姿が見られました。
ラスト5kmは、余力があればペースアップ。最後は各自のペースでゴールしました。
ペースアップで最後きつくなった方は、スパートのタイミングを、本番ではもう少し後にしてみる。思ったより汗をかいた方は、本番のウエアをもう少し風通しのよい素材にしてみる。など、試走会で気づいたことをレース本番でぜひ活かしてください。
≪交流会≫
午後からの講習会では、佐田先生より、マラソン大会当日までの過ごし方や大切なことをお話頂きました。「今までしっかり練習してきた人ほど、不安を感じていると思いますが、プレッシャーを楽しんでくださいね。」とのお言葉がありました。
本番当日まで、出来ることをして、レース本番をむかえてください。
お話の概要は下記のとおり。
○レース2週間前
まだ走り込みが足りてないと感じる方は、2週間前の土日はしっかりと走り込んでおく。
○レース1週間前~
1週間前は土日で10~15kmほど走り、平日に速いスピード走で動きのキレをつくる。
疲労を残さないようにすることが大切。
身体を冷やさないように温かい服装を心がける。
女性はハイヒールを控え、脚が疲れないようにする。
○レース3日前~
食事は炭水化物の多いメニューでしっかりとエネルギーを摂るとよい。
(うどん+かやくご飯、ラーメン+チャーハンなど)
水分もしっかりと摂っておく。
○レース前日
食事は、生ものや脂っこいものは避ける。
サウナやマッサージは避ける。
○レース当日
おにぎりやバナナなど食べやすいものを食べる。水分も忘れずに。
衣服が擦れる部分にはワセリンを塗って擦れ予防に。
パーカーやゴミ袋のポンチョなど、体温調整出来るものを携帯しておくとよい。
スタート前や、風が吹いて寒いときはすぐに着られるように。
試走会でちょっとしんどかった場合は、当日は歩きと走りを混ぜてもよい。
ただし、だらだら歩きにならないようにマイルールを設定すること。
(例えば、10km、15km…など5の倍数の距離に来たら5分歩く。など)
試走会で気付いたことを活かして、ウエアや補給食など各自で工夫してみましょう。
佐田先生のお話の後、講習生の皆さんに各自の目標と当日の意気込みを語って頂き、講習会のすべての日程を無事に終了しました。
木津川マラソン本番では、講習生のみなさんがこれまでの練習成果を発揮できますように…
スタッフ一同、心から応援しています。
文責:峯山
- タグ:
- report