【2018年】初心者フルマラソン講習会レポート【第三回】
最初に、木津川マラソン実行委員会の大植事務局長があいさつ。大会のスタッフやサポート態勢について紹介し、ランナーのみなさんへのエールを送られました。
そして、佐田先生から3回目の講義に移りました。大植さんの話にもふれ、大会を支えるスタッフ(裏方)の大変さにも思いを馳せ感謝の気持ちを持って走るランナーになってほしいと訴えられました。「裏方の苦労に応えるためにランナーとしてできること、それは万全の準備をして大会に臨むこと」。
以下、講義の要点をいくつか紹介します。
・練習日誌をざっと見たところ、練習不足の人が多い!!
ボーっと生きてんじゃねーよ!(とはおっしゃいませんでしたが、喝が入りました)
・やるなら、これから先1ヶ月がとっても大事。週2、3回は走ろう。1ケタばかりの距離では不足。
週1または10日に1回は15~20kmを走ろう。
長く走る日、短く走る日の組み合わせが重要。同じ月間150kmでも、5km×30日より、10kmや20kmの日もあり休みの日もありトータル150kmの方が圧倒的に走力がつく。
・レースの距離の半分(フルなら20km、ハーフなら10km)が余裕をもって走り切れる走力をつけておこう。
自分の持ってるモン以上のモンはぜったいに出~~へん!
・(練習もせんといて)今日はいける思って初めからとばす人がいる。ムダなことはしたらアカン。
後で泣き見る。ガソリンだだもれや。フルは21kmが半分とちゃう!30kmが半分やと思え!
皆さん、数々の佐田語録をかみしめるように聴いておられました。
その後、ストレッチや簡単な筋トレの仕方を実技指導していただきました。「これなら室内でもできる!」と好評でした。
気持ちよく走れた 5kmペース走
木津川サイクリングロードに場所を移し、5kmペース走を行いました。
今回は、キロ5分半・6分・6分半・7分・7分半の5つのグループに分かれ、つぼスタッフと一緒に走りました。12月下旬とは思えない暖かい日だったので、だいぶ汗をかきながら力走している人がたくさんいました。
さあ、次は1月13日の試走。
皆さん、今日学んだことを生かして、充実したRUN三昧の年末年始をお過ごしください。
(文・写真 大谷高史)
◆参加者の感想
・楽しかったし、勉強になりました。ストレッチもしっかり覚えたいので、図や絵で渡してもらえるとうれしいです。参加していなかったら自己流で無理やり走っていそうで、本当に参加してよかったと思います。(寺川和代)
・毎回参加させて頂いてやる気になって帰るのですが、2週間ほどするとついつい休み癖が出てしまいます。先日は例会にさんかさせて頂きありがとうございました。(杉浦幸子)
・講習会に参加させていただいて、自分の甘さに改めて気づかされ、前回の5km走から足の調子が悪くてペースが上がらなかったのですが、今日のペース走で楽に走れたことが自信になりました。無理せず、ケガせず、自分に甘えず、来月までもう少し走れるように努力したいと思います。佐田先生、毎回、前向きになれる話をありがとうございました。(佃 智恵子)
・本当に楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。あとは直前講習と本番でがんばるのみです!(傳 智子)
・講習会に参加することで、記録することが習慣になりました。その事で毎日の日常生活で体調管理をするようになり、身体の中に意識をすることが増えました。何よりも参加されてる皆さん(スタッフも含め)からパワーを頂きました。先シーズンは初フルで練習しないとと、気負いばかりでしたが、今シーズンは楽しんでかっこよく走るためにがんばります!(堀井美佐子)
・毎回、知らないことばかり教えて頂けて、参加させていただいてよかったです。ありがとうございます。(斉藤麻希子)
・佐田先生、つぼの会の皆様、ありがとうございました。体調不良で5kmのペース走も不安でしたが、1km6分で苦なく走り切れました。2月3日は無理なく、自分のペースを守って走ってみます。佐田先生の講義はわかりやすく実践につなげます。また、左足かかとの痛みも適切なことを教示していただき、ストレッチとペース走は控えてみます。ありがとうございました。(多那瀬 晃)