「星のランナーサポート隊」の感想文
星のランナーサポート隊に参加していただきました、スポーツサイクル ナチュラル 西岡英樹様から感想文をいただきましたので掲載させていただきます。
「星のランナーサポート隊」の感想文
木津川マラソンの「星のランナーサポート隊」をさせていただき、とても感動しました。
私がサポートさせて頂いた方は、40代のとても小柄な女性でした。
ゴールまで残り5km地点で、サーポートに入らせて頂きましたが、その時点で既に片足を引きずりながら、今にも止まりそうな速度で走っておられました。
軽く挨拶をし、ゴールまで付き添うことを伝えると、涙を流して喜んでくださいました。
そして、残りの5Kmを走っている間に、辺りは真っ暗になり、スタッフの方や他のランナーの姿も見えなくなりました。
そんな真っ暗なサイクリングロードを一緒に進みながら、色々なお話しをしました。
苦しくて辛くて、時折涙を流しながら、それでも走り続けている理由や、マラソンを始めたきっかけを伺いました。
女性の方は、家庭環境や心身の不調など様々な問題を抱えているそうです。そして、通院している病院の先生に勧められ、マラソンを始められたとのことでした。
「マラソンは自分との戦い」「走る事に負けたら、病気には勝てない」「走り続ける事は苦しいけど、頑張って続けていきたい」と仰っていました。日々、大会に向けて目標をもち、走り続けているそうです。
以前に、フルマラソンに出場されたそうですが、無念のリタイヤだったそうです。「木津川マラソン」は「時間制限がない」ので、どうしても走りきりたいと仰っていました。
残り1kmぐらいから再び雨が降り出し、冷えきった体で必死でゴールをされました。
ゴール時は、ふたりで抱き合って喜びました。1時間ちょっと前に初めて会ったとは思えない気持ちでした。
私は、横について頑張っている姿を見させて頂き、そして お話しを伺い、私自身、日々の生活の中で頑張りや努力、辛抱が足りないことに気付かせていただき、「反省」と「頑張らねば!」という前向きな気持ちになりました。
素晴らしい経験をさせてくださった、木津川マラソンのスタッフの皆さんは、準備、当日、翌日の片付けと、、、本当に大変だと思いますが、スタッフの皆さん地域の皆さんの理解と協力で、毎年たくさんのランナーが走れていることを強く感じました。そして、木津川マラソンは参加されているランナーさん一人一人にとって、とても重要で意味のある大会だと思います。
また来年に、「星のランナーサポート隊」として参加させていただきたく思います。
ありがとうございました。