2017年フルマラソン講習会 第4回 のレポート

【第4回 1/7】

報告者:脇野 

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新しい年になり,初詣でマラソン完走を祈願された方も多いことでしょう。

1月7日,冬晴れ,寒すぎず,風はなく絶好のランニング日和。受講生30名,マラソンのつぼスタッフ26名の参加で実施されました。あいにくJRの遅延により受付時刻に間に合わない受講生のために,開始を遅らせる措置をとりました。

最終回は総仕上げの20km試走会です。初めに講師の佐田先生から「今の気持ちを大切に」20km走に臨みましょう。その結果で,フルマラソンの目標タイムを調整しましょうと話され,つぼのペースランナーにも,1㎞あたりのタイムの誤差が10秒以上にならないようにとお達しがありました。 

5㎞走のタイムをもとにフルマラソンの目標ペースを想定して,受講生をA班(キロ6分),B班(キロ6分30秒),C班(キロ7分),およびⅮ班(キロ8分)の4班に分けました。9時50分,Ⅾ班から順に受講生とつぼのペースランナーが数分間隔でスタートし,木津川堤防に出て,八幡方面に向かってマラソンコースを走りました。8㎞地点の流れ橋のエイドで給水給食(バナナ,パン,菓子など)をとり,佐田先生の激励を受けてさらに北に向かい,10㎞地点で折り返しました。次第に汗ばんできます。12㎞地点流れ橋のエイドで二度目の給水給食でほっと一息つきます。走っている時には辛い表情の受講生も給食をとると余裕の表情になります。エイドはランナーにとってオアシスですが,本番のレースではエイド滞在はなるべく短く20秒位までにしましょう。再スタートして,ラスト5㎞を切った地点からは自由走で,各自のペースでゴールを目指しました。速い受講生は最後の1~2㎞をキロ5分から4分台に上げていました。20㎞を完走した受講生の方々は身体は疲れているものの,達成感で表情が輝いていました。

13時過ぎから住民センターにて,昼食をとりながら交流会を行いました。つぼの事務局長の挨拶の後,受講生お一人ずつにマラソンに向けての抱負を話していただき,意気込みが伝わってきました。

その後,佐田先生からプリントをもとに「今日からレースまで,レース本番,そしてレース後に大切なこと,必要なこと」が話されました。どんなに準備していてもレース中にトラブルは起こるものです。その時に,原因を考えるより,どうやったら走れるかを落ち着いて考えましょう。ペースを落として,歩幅を狭め,弾まないでトコトコ走りをして,ゆっくりでも走り続けられる方法を探りましょう。 「一番大切なのは,諦めない気持ち。けれど,もう一人の自分が足を引っ張る。その気持ちに打ち勝つこと」と力説されました。

スーパーランナーに見える佐田先生ですが,「リタイア経験も最終ランナー経験も,優勝経験もあります。できない人ができるようになるプロセスのおもしろさを感じてきました」とおっしゃるように,地道な努力を積み重ねてこられたからこそ,先生の言葉が胸に響き,人間の可能性と情熱を感じられるのでしょう。最後に,「短距離走と違って,マラソンは途中でいくらでも取り戻せます。マラソン大会の一日は,諦めないでください。ドラマの集大成です。応援しています」と結ばれました。

受講生の皆さん,マラソンのつぼの皆さん,2月4日のレース本番に向けて,疲れを残さないようにして,気持ちを高めていきましょう。そして,走る仲間同士励まし合いながら,木津川で,一人ひとりにとってかけがえのないドラマを作りましょう。

2017年フルマラソン講習会 第3回 のレポート

【第3回 12/17】

報告者:大谷

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12月17日、第3回目の講習会に30名の受講生が集まり、熱心にメモをとりながら、佐田先生の講義に耳を傾けました。

冒頭、佐田先生より「今回、自分がケガをして思うこと」というお話がありました。「今、順調に通常より早いペースで回復しているが、これは講習会などで私を待っていてくれる人たちがいるおかげ。もし、私を待っていてくれる人がいなかったら、倍以上の時間がかかっていただろうと思う。目標をもつ、目標に向けてこの日までにこれをしようというめあてをもつことの大切さを改めて感じた」というお話に実感がこもっていました。

さて、本題。今回の講義のエッセンスを紹介します。

  • 自分に合ったペースを自分の体で覚えること。前回の5km走のタイム×10がフルの目標(目安)タイム。例えば5km走「30分」なら 300分÷42≒7分/kmが目標ペース。これで行けば5時間が切れる。ところが、前半で飛ばしてしまうパターンが多い。前半は抑えて抑えて・・・。「前半で貯金して」などとゆめゆめ思わないこと!
  • 「ゆっくり走」ばかり繰り返しても走力はアップしない。速い動き、違う動きによって刺激を与えることが大事。「ゆっくり=大丈夫」ではない。ゆっくりでも繰り返すことによって疲労骨折することがある。ゆっくり長い距離を走ることと速いペースでの走りを組み合わせた練習が「器を大きくする」極意。
  • フルマラソンは「人より速く走る」競技ではない。42kmをどのように走るか自分でデザインし、あと10km、あと5km、あと1kmと、エネルギーを少しずつ使っていく。ゴールした時、燃料計がちょうどエンプティになるように走りきる。それをいかに自分でコントロールできるかというのがマラソンという競技。

講義の後、木津川の堤防に移動。キロ5分半~7分半まで、30秒刻みで5つのグループに分かれ、5kmペース走。「つぼ」スタッフの伴走のもと、受講生の皆さんも軽快に走っていました。

少し休憩した後、1kmのウィンドスプリント走。全力疾走の70~80%のスピードで短い距離を走ります。ウィンド=風に乗るイメージで、呼吸をとめずフォームを崩さず気持ちよく走ります。「流し」とも呼ばれ、日頃の練習にも取り入れたい練習法です。

さて、次回はいよいよ20kmの試走。それまでの年末年始を有効に使って、練習をさらに積み重ねましょう。

2017年フルマラソン講習会 第2回 のレポート

【第2回 11/26】

報告者:写真提供 大谷 / 文章作成 宮越

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9時半開始。参加者は31名。車椅子で現れた佐田講師から数分前置きさせて欲しいということで、前回ご自身に起きた負傷について説明。完治するのに2ヶ月かかる骨折だったが、その間全面的に固定させてしまうのではなく、支障のない部分は早い目に動かせて筋力低下を防いだり固くならないように努めてきたなどと話された。これはランナーが故障した際のアフターケアにもなり、早く復帰できる有益な話でもあった。

次に、第1回目を受講できなかった3名への配慮もあって前回のおさらいから話を始められた。とりわけ大会本番までの練習方法を強調。同じような練習ではダメ、例えば平日は短くてもいいからスピード走、週末はロング走が望ましい。マラソンを走る悦びにも言及。大会までどんな組み立てをしていくのか、その過程を楽しむことが必要だ。

日頃の練習には「ビルドアップ」が大切。例えば5キロ毎にとか15分毎に段階的にスピードアップしていく、そして最後の1分はラストスパートする。ペースについても示唆的な言葉があった。誰もがオーバーペースに陥りやすいので「行ける時には行かない、行けない時に行け」など。

今日は座学の後に5キロ走を予定しているので、その意義について説明。5キロを30分で走れる人は、その10倍の300分(=5時間)でフルが走れると考えていい。よって25分/5キロの人は250分(=4時間10分)だから、もう少し頑張ればサブ4も狙える!

10時40分に座学が終わり全員5キロ走へ参加。12時前後に戻ってきてランチ。その後そのまま交流会に移ったが24名の受講生が引き続き参加。先ず全員が和気あいあいと自己紹介をした後はQ&Aとなり、受講生から素朴な疑問や悩みが投げ掛けられた。「大会前日は何を食べたらいいの?」「スタートを待っている寒い時はどうしたらいいの?」「走っている時に尿意を催した時はどうしたいいの?」・・・などなど・・・そのひとつひとつに佐田先生からユーモアを交えて丁寧に答えが返された。それは具体的で実戦的な答えでもあった。例えばエイドでの水の取り方について、「混み合うからエイドの後方でコップを掴んでひとくち飲みましょう」、走り続けていても痛みが引かない時は「思い切って歩きましょう」。最後に腕振りについての質問が出た時には、質問者に実際に腕を振らせてアドバイスするなど立体的な説明の場面もあった。

こうして続いた2時間の交流会は午後3時前にお開き。しかしこの日も前回に続いて地元ケーブルテレビの取材がなされ、交流会後も佐田先生は取材インタビューに応じておられた。

2017年フルマラソン講習会 第1回 のレポート

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熱心に聴き入る講習生


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山城大橋の下で実技

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熱弁をふるわれる佐田講師


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地元ケーブルテレビの取材がありました

 初フル講習会始まる 【第1回 10/29】

報告者:マラソンのつぼ 荻野

第1回講習会が10月29日に開催されました。

この日は秋台風が接近中で朝からあいにくの雨模様でしたが、講習生は元気よく中部住民センターに集合。受付後、9時半から予定通り講習が始まりました。

第1回目はまず、「ランニングはいいことづくめ」「自分に合った走り方がわかれば、マラソンも楽しい」等、ランニングを始めるにあたっての「心得」が佐田講師から伝授されました。また、4ヵ月間の練習計画や基本のフォームについても丁寧に説明されました。

佐田講師から「マラソンは人生だ」「マラソンには魔球や魔法、インスタントはない。やった分しか大会では出てこない。」「マラソンはきれいごとではない。丁寧なランをすれば、結果はついてくる。」等々生き方と絡めて取り組む構えが語られました。

毎日の日誌をつけることと、毎週の練習回数、距離、練習の仕方等を話された後、木津川山城大橋下で、歩き方、走り方、ストレッチの注意点などの講習を受けました。

午後からは、交流会を予定していましたが、折からの台風接近ということでやむなく中止しました。次回11月26日に開催します。

今回、つぼ会員は18名の方がボランティアとして協力いただきました。お疲れ様でした。第2回目は11月26日です。